ハイブリッド型社会モデル
ハイブリッド型社会モデルとは、これまで地上の動物としての頂点を極めるための最も効率的であるが私利私欲を豪する利潤追求を行う無機経済モデルと非効率ではあるが自然環境と一体で生きがいを追求する有機経済モデルの双方を併せ持つ社会モデルである。
この2つは経済的には相反する性格と生きる目的にあるということでは共通点を持っている。
どのくらいの比率でハイブリッド化したら良いかであるがスタートポイントは人間の衣食住の生きがいの範囲を最大限有機化できれば、自ずとマネーを必要としなくなる世界がやってくると信じている。
STEP1 貨幣を必要としない有機経済社会特区を各地に作る
STEP2 衣食住含む第一次産業従事者を徴農制とし学校教育化する
STEP3 有機と無期の経済指標をバランスさせることを国家目標とする
STEP4 有機経済指標についてG20で国際基準を確立する
STEP5 地球環境と生態系、人間社会をバランスさせる複合社会モデル
を各国家が維持できる国際制度を作る
人類破滅のシナリオを見る限り、人類は、自然科学の枠組みを超えた壮大な人工物(巨大産業、大気汚染、人工知能・・・etc)を制御し統治できなって来ているということは、非常に無益な終焉を招くことになるだろう。
根本的対策には、1次原因である、われわれの社会モデルそのものを変化させなければ変わりえない。
つまり、生きる目的であるマネー至上主義からの解放がなくては競争経済を制止することはできない。
人類は、規制や新しい科学技術が、人間活動を正しい方向にすすめてくれるであろうという楽観主義があるが、これまで、この人類の大いなる活動に対する問題解決の糸口を提唱する国の指導者は、パリ条約やCO2削減目標とかはあるものの、いつも対症療法の国際会議だけで、その根本的な是正策を提起するリーダーはまだ、残念ながら見出されてはいない。